BLEソリューション(チップ・SoC) 比較表

Bluetooth製品の開発において
最初の分岐点は「どのソリューションで開発するか?」になります。
ここでの精査が短絡的(例えば開発経験があるからだけの理由等)に進めてしまうと、
以降の自社の開発ロードマップに柔軟に対応できなくなるケースも発生します。

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2.4GHz vs 920MHz (サブギガ)

IoTやM2Mをはじめとするセンサーネットワーク用途で使用する際に
BLEのような2.4GHz帯無線を使用するか、920MHz帯無線を使用するか
それぞれの特徴を理解し決定する必要があります。

今回はこの2つの無線方式について簡単に解説していきます。

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BLEが省電力のわけ

Bluetooth Low Energy(BLE)はClassic Bluetoothと同じ1Mbps*で
2.4GHz帯GFSK周波数変調の無線通信を使いますが、
もし送信電力を同じにすれば動作時の消費電力はあまり変わらないはずです。
では、なぜBLEは低消費電力が実現できているのでしょうか?

*Bluetooth 5では伝送速度は最大2Mbpsになります。

今回は幾つかの低消費電力の仕組みを紹介します。
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近距離無線通信規格 簡易比較

IoTのアプリケーションは様々で
全てにおいて利用できる万能な無線通信ネットワークは存在しません。

IoTにおいて活用できる近距離無線通信規格は幾つかあり
今回は簡易比較表を下記の表のようにまとめてみましたので参考までに。
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Bluetooth Low Energy チャンネルについて

今回はBLEのチャンネル構造について。

そもそも電波での無線通信を成り立たせるためには、
・送信デバイスと受信デバイスがあること
・同じタイミングで同じ周波数を使用している
上記2点で通信が成り立ちます。

昨今においてはスマートフォンや携帯の所持率は高く、
また無線LANも張り巡らされているため、
特に公共の場所などでは数百~数千のデバイスが同時に通信を行っている場面は普通ですが、
どの様に混線せずに通信を確立しているのでしょうか?
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フラッシュメモリとOTA-DFUについて

update imge
もしあなたが開発者であれば、簡単にファームウェアをアップデートできる様な
メモリー技術を選択するのは非常に重要であることは理解されていると思います。

何故なら、エラーを見つけたときに製品を捨てる必要がありませんし、
もしそれが市場にリリースした後であれば、大きな損害から避けることが出来るためです。

ファームウェアは不揮発性メモリ(ROM、EPROM、フラッシュメモリ等)に格納されています。
今回はDFUが可能なフラッシュメモリとその恩恵についてもう少し見てみましょう。
*DFU・・・Device FirmWare Update

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