Bluetooth技術の標準化団体である Bluetooth Special Interest Group(SIG) は、Bluetooth対応製品を市場に出す企業や開発者に向けて、これまで以上に柔軟で多様な参加機会を提供するために、新たな 会員種別 (コントリビューティング・アドプター(Contributing Adopter))を設けました。
SIGへの参加は、Bluetooth技術を製品に活用する全ての企業にとって重要なステップです。今回の会員種別の拡充により、「標準活用」から「仕様策定への参画」まで、目的に合わせた最適な参加形態が選べるようになりました。
🔍 会員種別の概要
Bluetooth SIGの会員種別は大きく 3つのレベル で構成されています。
🟢 1. Adopter(アドプター)
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年会費:無料
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Bluetooth技術を利用した製品の開発・認証・ブランディングが可能。
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Bluetooth仕様に基づく製品の市場投入に必要な基本的なライセンスを取得。
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基本的な開発ツールやネットワーク機能へのアクセスが可能。
👉 Bluetooth製品を初めて市場に出す企業や、まずはBluetooth導入の第一歩を踏み出したい企業に最適です。
🟡 2. Contributing Adopter(コントリビューティング・アドプター)※新設
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年会費:中間的な価格帯(会社規模に応じて設定:USD3,200/year or USD15,200/year)
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Adopterの機能に加え、Bluetooth仕様の策定に参加できる権利を得られます。
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SIGのワーキンググループに参加可能。
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毎年一製品分の認証費用が割引される特典も付与されます。(30% Off)
👉 「自社製品のBluetooth対応を進めつつ、将来の仕様にも影響を与えたい」という企業にピッタリの新たな選択肢です。
🔵 3. Associate(アソシエイト)
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年会費:上位クラス(会社規模に応じて設定:USD10,350/year or USD48,300/year)
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製品開発・認証・ブランディングの全機能を利用可能。
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SIGのワーキンググループ・委員会への参加権、投票権・プロジェクト主導権を取得。
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認証費用が大幅割引(全製品対象)になるなど大きなメリットがあります。
👉 技術標準策定に深く関与したい企業や、Bluetooth市場をリードしていきたい企業向けの最上位クラスです。
🔎 会員種別の選び方
| 会員種別 | 製品開発 | ワーキンググループ参加 | 認証費用割引 | 標準策定への影響 |
|---|---|---|---|---|
| Adopter | ○ | × | × | × |
| Contributing Adopter | ○ | ○ | ○(1製品) | △ |
| Associate | ○ | ○ | ○(全製品) | ◎ |
📌 まとめ
今回の会員種別の拡充により、Bluetooth SIGへの参加はこれまで以上に柔軟になりました。
単にBluetooth製品を作るための参加から、仕様策定に関与して次世代技術をリードする立場まで、企業の目的や規模に合わせて最適なプランが選べるようになっています。
もしあなたの企業が Bluetooth技術を活かして成長を目指すのであれば、改めて会員種別を検討する価値があるタイミング です。





