Raytac AN7002Q-P (Wi-Fiモジュール)のOTPメモリにMACアドレスを書き込む方法についてご質問を頂きました。この記事ではAN7002Q-nRF5340デモボード(AN7002Q-DB-5340)へのMACアドレスの書き込み方について説明いたします。
「DevKitのAN7002Q-DB-5340には既存のWi-Fi MACアドレスがありますか?」
Bluetooth®モジュール (BT4.2 / 5 / 5.1 / 5.2 / 5.3 / 5.4)
Raytac AN7002Q-P (Wi-Fiモジュール)のOTPメモリにMACアドレスを書き込む方法についてご質問を頂きました。この記事ではAN7002Q-nRF5340デモボード(AN7002Q-DB-5340)へのMACアドレスの書き込み方について説明いたします。
「DevKitのAN7002Q-DB-5340には既存のWi-Fi MACアドレスがありますか?」
イントロダクション:
本ガイドは、RaytacのMDBT50Q-RX(USB A-type)から新たにリリースされたコンパクトサイズのMDBT50Q-CX-40(USB C-type)への移行(または複製)を行う方の為に提供されています。ハードウェアの仕様変更(コンパクトサイズ、LED、ボタン、ピン定義の変更)に加え、主要なファームウェアの設定も変更する必要があります。
目次:
1.比較表:MDBT50Q-RX(USB A-type)とMDBT50Q-CX-40
2.ファームウェア設定
3.結合されたhexファイルの作成(2 in 1または4 in 1)
4.ファームウェアの書き込みプロセス
⇒
MDBT50Q-RX MDBT50Q-CX-40
続きを読む “Tips : MDBT50Q-RX(USB A-type)からMDBT50Q-CX-40(USB C-type)への移管方法”
MDBT50Q-CX-40は、RaytacのMDBT50Q-RX (USB-A ドングル) の上位互換品です。
MDBT50Q-CX-40は、よりコンパクトなサイズで最新の Type-C USB コネクタを搭載しており、内蔵のブートローダーによりDFU プロセスが簡単に行えます。
過去に MDBT50Q-RX を使用してプロジェクトを開発してきた方は、このマニュアルで、MDBT50Q-CX-40 が如何にファームウェアのコンパイルとロードをこれまでよりもずっと簡単にするのかを確認できます。
MDBT50Q-CX-40にファームウェアをロードする場合、配線は不要になりました。 ドングルをデバイスに接続するだけで、USB DFU が利用可能になります。
MDBT50Q-CX-40 (USB-C ドングル、nRF52840 ソリューション): メーカー製品ページリンク
サイズ:15.10 x 32.85mm
RaytacのAN7002 Wi-FiモジュールとnRF5340モジュールをすぐに開始できるようにするため、AN7002Q-nRF5340デモボード(AN7002Q-DB-5340)とnRF5340 DKを使用した開発およびプログラミング環境のセットアップ方法の簡単なガイドを紹介します。
この記事では以下の4つの流れで説明いたします。:
続きを読む “Raytac AN7002Q-nRF5340開発ボード(AN7002Q-DB-5340)開発およびプログラミング環境”
Raytac Corporationは、2024年4月9日から4月11日までドイツ、ニュルンベルクの展示会場であるNuremberg Exhibition Centreにて開催されるEmbedded World 2024に参加いたします。
Bluetooth モジュールは、通常、32MHzの内部発振器 (または内部クリスタル。Internal X’tal) と 32.768KHzの外部発振器のオプションを備えています。どちらを選択するかは、アプリケーションの特定要件、消費電力、精度、コストなどの要素によって異なります。以下は、内部発振器と外部発振器の基本的な違いです。
■内部発振器(32MHz)
■外部発振器(32.768KHz)
■APprotection(アクセスポートプロテクション)
Nordic Semiconductor製品では、nRF52 シリーズマイクロコントローラに強化された APprotection 機能が統合されています。APprotection (アクセスポートプロテクション) は、不正アクセスや改ざんからデバイスのアプリケーション (コンパイル済みコード) を守るための重要なセキュリティ機能です。
現在エンジニアにとって、nRF52 シリーズマイクロコントローラ搭載の改良された APprotection 機能を効果的に活用し、デバイスアプリケーションのセキュリティと信頼性を向上させることが重要課題となっています。
その為、Raytac Corporation は、nRF52840 SoC Rev.3及びnRF52832 SoC Rev.3を搭載したAPprotect ソリューションに対応するBluetooth Low Energy®モジュールを用意しております。
*Rev.2製品も並行して供給しております。
これらのモジュールは、従来(Rev.2以前)の nRF52840 および nRF52832 低消費電力 Bluetooth モジュールの機能を維持しつつ、APprotect 機能を追加することで、ハッカーによる不正なプログラムへのアクセスや書き換えを防ぎ、セキュリティを全体的に向上させています。
以下、Raytac Corporation による nRF52 Rev.3 Bluetooth Low Energyモジュールの詳細説明です。
続きを読む “nRF52機能最適化-アクセスポートプロテクション(APProtection)搭載 Raytac Bluetoothモジュール”
RaytacのATコマンドで制御できるFWを積んだBLEモジュールは、IoT、および組み込みシステムにおいて重要な役割を果たしています。
このガイドは、効率的なATコマンドの使用に適した環境を開発者が構築するのを支援し、スムーズな通信とアプリケーションの動作を確保することを目的としています。
Hanyu Hsu / Avnet Taiwan に感謝します。
Raytacでは基板設計時においてコンポーネント配置や配線を避けるべき箇所を「Keep Out Area」と呼んで各品番毎に公表しております。
今回はKeep Out Areaがなぜ必要なのか、ちょっと掘り下げてみたいと思います。