Bluetooth 内部発振器?外部発振器?

Bluetooth モジュールは、通常、32MHzの内部発振器 (または内部クリスタル。Internal X’tal) と 32.768KHzの外部発振器のオプションを備えています。どちらを選択するかは、アプリケーションの特定要件、消費電力、精度、コストなどの要素によって異なります。以下は、内部発振器と外部発振器の基本的な違いです。

 

■内部発振器(32MHz)

  • 機能: 内部発振器はモジュール内に組み込まれており、Bluetooth モジュールのクロック信号を生成します。この内部発振器は、通常、小型で軽量であり、外部部品への依存度を低減します。
  • 利点: 設計を簡素化し、スペースを節約し、コストを削減します。
  • 欠点: 一部のアプリケーションでは、内部発振器が求めるレベルの精度を提供できないほど高いクロック安定性が求められる場合があります。

 

■外部発振器(32.768KHz)

  • 機能: 外部発振器は、モジュールに外部接続された独立した発振器であり、より高いクロック安定性と精度を提供します。
  • 利点: 高いクロック安定性を提供し、より厳しいタイミング要件を持つアプリケーションに適しています。
  • 欠点: 追加部品が必要であり、スペースを余計に占める可能性があり、コストが増加します。

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nRF52機能最適化-アクセスポートプロテクション(APProtection)搭載 Raytac Bluetoothモジュール

■APprotection(アクセスポートプロテクション)

Nordic Semiconductor製品では、nRF52 シリーズマイクロコントローラに強化された APprotection 機能が統合されています。APprotection (アクセスポートプロテクション) は、不正アクセスや改ざんからデバイスのアプリケーション (コンパイル済みコード) を守るための重要なセキュリティ機能です。

現在エンジニアにとって、nRF52 シリーズマイクロコントローラ搭載の改良された APprotection 機能を効果的に活用し、デバイスアプリケーションのセキュリティと信頼性を向上させることが重要課題となっています。

その為、Raytac Corporation は、nRF52840 SoC Rev.3及びnRF52832 SoC Rev.3を搭載したAPprotect ソリューションに対応するBluetooth Low Energy®モジュールを用意しております。

*Rev.2製品も並行して供給しております。

これらのモジュールは、従来(Rev.2以前)の nRF52840 および nRF52832 低消費電力 Bluetooth モジュールの機能を維持しつつ、APprotect 機能を追加することで、ハッカーによる不正なプログラムへのアクセスや書き換えを防ぎ、セキュリティを全体的に向上させています。

以下、Raytac Corporation による nRF52 Rev.3 Bluetooth Low Energyモジュールの詳細説明です。

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Keep Out Area(キープアウトエリア)のについて

Raytacでは基板設計時においてコンポーネント配置や配線を避けるべき箇所を「Keep Out Area」と呼んで各品番毎に公表しております。

今回はKeep Out Areaがなぜ必要なのか、ちょっと掘り下げてみたいと思います。

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納期長期化による他品番への移行について

長期続いている半導体不足の解消や改善が見えない中、幾つかのお客様は少しでもリードタイムの短い製品への移行を検討されているかと思われます。

とはいえ、サイズやピン配置、価格などの条件面および移行に関しての作業など簡単ではないかと思います。今回特にNordic SoC nRF52832やnRF52840をベースとしたBLEモジュールを使用しているユーザー様には比較的移行しやすい代替候補を幾つかご紹介いたします。

*現在検討中、試作中などプロジェクトの初期の段階の方にも参考になればと思います。

まずは現状のリードタイムの整理から。

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Raytac Bluetooth® Low Energy モジュールリードタイム【情報更新:2022/05/24】

昨今の半導体不足によりBluetooth® Low Energyモジュールも例外ではなく、殆どのサプライヤーの回答は50週を超える状況が続いているかと思われます。

Nordic Semiconductor が推奨する3rd party supplier としてRaytac(台湾)は以下のように現状のリードタイム(参考程度)を更新いたしました。

*2022/05/24現在の情報です。発注のタイミング等により実納期は前後いたします。

*Raytacは約10カ月前からの先行発注により、比較的他社様より短いリードタイムでご提供できております。

*弊社に少量ですが在庫がある場合があります。お問い合わせください。

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Nordic nRF52シリーズ Raytac Bluetooth® Low Energyモジュール(Advanceラインシリーズ)一覧

前々回ご紹介したNordic nRF52シリーズをベースとしたRaytacのBluetooth® Low EnergyモジュールのBase Lineシリーズを一覧にまとめましたが、今回はAdvance Line シリーズということで、Nordic SoC nRF52840, nRF52833, nRF52832をベースとしたRaytacのBluetooth Low Energyモジュールをまとめました。

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リリース情報:MDBT50Q Central / Peripheral Dual role AT Commandモジュール

この度、RaytacのBluetooth®  Low Energyモジュールシリーズに新たな製品が追加されましたのでご紹介いたします。

MDBT50Q-ATMS&MDBT50Q-PATMSは今までのRaytacのAT command BLEモジュールのsingle roleタイプ(MDBT42Q-PATやMDBT42Q-PATMなど)ではなく、Central(Master)又はPeripheral(Slave)にて使用できるDual roleタイプとなります。

モジュール:

MDBT50Q-ATMS

MDBT50Q-PATMS

 

デモボード:

MDBT50Q-DB-ATMS

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nRF52840搭載 USBドングルタイプにAT Command版が追加

こちらも御連絡遅れています。

 

2019年2月頃よりRaytacから発表された新商品MDBT50Q-RX(nRF52840 SoC搭載USBドングルタイプ)ですが、当初よりお問い合わせが多く開発者様の関心の高さが伺えます。

 

この度、上記MDBT50Q-RXにAT-Command制御のタイプが新しく追加されましたのでご紹介いたします。(すでに出荷されています!)

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