(出典:Bluetooth SIG公式ブログ) Bluetooth® Technology Website
無線技術標準「Bluetooth®」において、約半年ごとの更新サイクルに則り、“Core 6.2” がリリースされました。今回は、応答速度の向上/セキュリティ強化/テスト・通信基盤の機能改善を軸に、IoT・スマート家電・産業用途などへの要求を踏まえたアップデートとなっています。
Raytac
Raytac & abietec が Embedded World North America 2025 に出展します!
【台湾・新北市 / 米国・ロサンゼルスより】
Raytacグループ(Raytac Corporation (USA) および abietec Inc.を含む)が、Embedded World North America 2025に参加いたします!
会期は2025年11月4日~6日、会場はカリフォルニア州アナハイム・コンベンション・センターです。
ぜひ、ブース番号 #5067 までお越しください!
今年は、多くのエキサイティングなニュースをご用意しています。
続きを読む “Raytac & abietec が Embedded World North America 2025 に出展します!”
Raytac 製品変更通知(PCN):Nordic SoC USB-Aドングル – MDBT50Q-RXシリーズ
Raytac Corporationは、以下の製品シリーズに関する公式な**製品変更通知(PCN-25100801)**を、すべてのお客様およびパートナー様にお知らせいたします。
■対象シリーズ
MDBT50Q-RX シリーズ(nRF52840/833ベースのUSB-Aドングル)
■対象モデル
-
MDBT50Q-RX ([製品リンク])
-
MDBT50Q-RX-33
-
MDBT50Q-RX-ATM ([製品リンク])
-
MDBT50Q-RX-ATMS
続きを読む “Raytac 製品変更通知(PCN):Nordic SoC USB-Aドングル – MDBT50Q-RXシリーズ”
【法人様限定・少数在庫限り】評価用サンプルに最適!定番Bluetoothモジュール特別提供キャンペーン
いつも弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、法人のお客様限定で、長きにわたり多くのプロジェクトで信頼されてきた定番Bluetoothモジュールを、評価用サンプル購入に最適な特別価格にてご提供するキャンペーンを実施いたします。
【先着順】Raytacの開発基盤をご購入の方に、Nordic開発キットをプレゼント! *まだまだ間に合います!
RaytacのBLEモジュールやIoT開発基盤を検討されている皆様へ、特別なキャンペーンのお知らせです。
この度、Raytacの特定の開発基盤をご購入いただいたお客様を対象に、Nordic nRF52/nRF53 DKを無料でプレゼントするキャンペーンを実施いたします。
※本キャンペーンは、在庫がなくなり次第終了となります。プレゼントは先着順、発注のタイミングを基準とさせていただきますので予めご了承ください。以下にプレゼントの在庫数量について1日1回更新いたします。更新のタイミングによっては実在庫数とギャップが発生し、ご注文時には在庫がなくキャンペーン対象外になるケースが御座いますのでご了承ください。
続きを読む “【先着順】Raytacの開発基盤をご購入の方に、Nordic開発キットをプレゼント! *まだまだ間に合います!”
【業界情報】Bluetooth SIG、2026年3月よりメンバー会費・認証費用改定&過去5~6年の値上げ履歴
Bluetooth技術の普及と標準化を担うBluetooth SIG(Special Interest Group)は、2026年3月1日付で以下のようにメンバー費および製品認証費を改定することを決定しました。
続きを読む “【業界情報】Bluetooth SIG、2026年3月よりメンバー会費・認証費用改定&過去5~6年の値上げ履歴”
nRF Connect SDK「Bare Metal option」登場 – nRF54Lシリーズ開発がより身近に
2025年8月末、Nordic Semiconductorから新たに 「nRF Connect SDK Bare Metal option」 が発表されました。これは、nRF54Lシリーズ向けにZephyr RTOSを使わず、より軽量なBare Metal構成でBluetooth LEアプリケーションを開発できるソフトウェアオプションです。
続きを読む “nRF Connect SDK「Bare Metal option」登場 – nRF54Lシリーズ開発がより身近に”
Zephyrを広げるRaytacの力 ― 小さなモジュールが生む大きな未来
*本記事はRaytac社のファームウェア開発副マネージャー Stanley Huang 氏(MSc)執筆分の翻訳となります。
【Stanley Huang, 新北市】
オープンソースのプラットフォームである Zephyr RTOS の話になると、多くの人がすぐにST Micro、NXP、Nordicといった大手チップメーカーを思い浮かべます。
しかし私にとって、Zephyr が開発者コミュニティの間で本当に有名になった理由は、実際に手に取れるモジュール ― すぐに接続して使えるハードウェア ― にあると思います。そうした観点では、Raytacは過小評価されているものの、このエコシステムにおける非常に重要な貢献者の一つです。
RaytacモジュールがZephyrをより身近にする
私たちはチップベンダーではなく、Nordicチップセットをベースとした高品質で世界的に認証を取得したモジュール、特にBluetoothやWi-Fiモジュールの製造を専門としています。
代表的な製品には AN7002Q、AN54LQ、AN54LV、MDBT53、MDBT50Q、MDBT42Q などがあります。
これらのモジュールはすでに地域ごとの無線規制認証(FCC、IC、CE、KCなど)および最新のBluetooth規格に準拠しており、開発者に「プラグアンドプレイ」かつ「量産対応可能」という安心感を提供します。
そのため、RaytacのモジュールはZephyr開発者にとってBLE機能をテストする最も手軽なプラットフォームのひとつになっています。
私が初めてBLEペリフェラルプロジェクトでZephyrを使った際には、Raytacの MDBT50Q-DB-40 開発ボード を組み合わせました。west build -b nrf52840dk_nrf52840 というシンプルなビルドを実行し、J-Link または nRF Connect for Desktop でファームウェアを書き込むだけで、スマートフォンにBLEビーコンがすぐに表示されました。
クリーンでシンプル、無駄がなく、開発者に優しい ― これがRaytacのスタイルです。
モジュールは製品開発で欠かせない役割を果たす
「Raytacは単にモジュールを作っているだけで、真のコアはNordicのSoCだ」という人もいるでしょう。
しかし私の考えでは、オープンソースシステムのZephyrにおいて最も貢献するのは、まずプロジェクトを動かすためのハードウェアです。
RaytacのZephyr対応開発キットは、手半田付けや規制認証、アンテナ設計といった面倒な作業を不要にし、エンジニアがZephyrを用いたアプリケーション開発に集中できるようにします。
開発者はRaytacのキット上で、ZephyrのBLEペリフェラル、セントラル、GATT、HCIといったサンプルを直接実行可能であり、ワンストップのハードウェアソリューションとして利用できます。
このように、RaytacはZephyrの使いやすさを大きく前進させてきました。
RaytacはZephyrの応用範囲も広げる
Raytacの多くのモジュールは超小型で、ウェアラブル、スマートセンサー、低消費電力ビーコンなどに理想的です。これらはまさにZephyrが得意とする分野であり、Raytacのモジュールが企業に「夢のデバイス」を実現するための物理的なプラットフォームを提供します。
例えば AN54LV-15 のような小さなモジュールでZephyrを動かすと、トウモロコシの粒より小さいサイズでありながら、フルRTOSを実行し、BLEスタックを管理し、タイマーをトリガーし、I2Cセンサーを駆動し、さらにはクラウド接続まで自律的にこなせることに開発者は驚かされるでしょう。
この組み合わせは、単に開発を容易にするだけではなく、「Raytacのハードウェアで自分のプロジェクトを作れる」という開発者のインスピレーションを引き出します。
Raytacは主役ではないが、常に準備ができている
Zephyrの舞台で主役のスポットライトを浴びるのはNordic、STM、Intelといった企業かもしれません。
しかしRaytacは舞台裏で演技を支える重要な役割を果たしています。
私たちは安定した高品質・低消費電力のプラットフォームを提供し、Zephyrのあらゆるコードが実行できる場所と、あらゆる機能の土台を用意します。
私たちの最大の価値は、開発者がアンテナ設計やRF干渉の懸念を回避できるようにし、Zephyrエコシステムにスムーズに参加できることです。
私たちの製品は、求められる信頼性と期待される効率性を届けます。
ぜひRaytacがZephyrエコシステムをどのように支えているかをご覧いただき、シームレスに統合できる開発キットやモジュールをご確認ください。
-
Raytac Zephyrページ: https://docs.zephyrproject.org/latest/boards/raytac/index.html
-
Zephyr エコシステムベンダーページ: https://www.zephyrproject.org/ecosystem-vendor-offerings/
お問い合わせ先:
- 日本代理店㈱フクミ 問い合わせe-mail : lbt_bt@fukumi.co.jp
記事執筆: ファームウェア開発副マネージャー Stanley Huang
編集: ビジネス開発マネージャー Tony Yin
Bluetooth® 6.0の目玉技術「チャネルサウンディング(Channel Sounding)」とは??
Bluetooth 6.0で注目されている技術に**「チャネルサウンディング(Channel Sounding)」**があります。この技術はこれまでのBluetoothの課題を解決し、より多くのアプリケーションへの採用が期待されております。
続きを読む “Bluetooth® 6.0の目玉技術「チャネルサウンディング(Channel Sounding)」とは??”
nRF52840 USB-Cドングル Raytac「MDBT50Q-CX-40」、ついにZephyr RTOSに対応!
Raytacの人気製品である nRF52840 Nordic SoC USB-Cドングル「MDBT50Q-CX-40」 が、ついにZephyr RTOS に対応しました。
続きを読む “nRF52840 USB-Cドングル Raytac「MDBT50Q-CX-40」、ついにZephyr RTOSに対応!”







