2014年2月1日よりBluetooth SIGのロゴ認証の制度がかわり、
正直良く分からなくなった(複雑になった)という声が良く聞こえます。
今回は旧EPLsの取り扱いについてよくある質問に対してのSIGの回答を見てみましょう。
(1)既にあるEPLsはどうなりますか?
→2014年2月1日以前に作成された全てのEPLsは以前の資格を有するものと考えられます。
従いまして、メンバーはあたらにリスティングする必要もなく、DID(Declaration ID)を購入する必要はありません。
(2)既存のEPLsを更新することは可能ですか?
→はい。
ただし、修正のみでBQA@bluetooth.comへの依頼経由で可能となります。
(内容によっては新たにリスティングプロセスを指示される可能性があるという事かと思います)
既存のEPLsにはメンバーは自ら新たに追加することは認められません。
2014年2月1日以降は新規にDIDを購入し新たなリスティングをしなければいけません。
(3)既存のQDLsはどうなりますか?また新規リスティングにおいてどのように参照できますか?
→2014年2月1日以前に作成された全てのQDLsは継続的にリストに掲載されます。
既存のQDLsの参照に関しては新たなリスティング(2014年2月1日以降)において、適応するために更新されます。
それらのQD(Qualified Design)はプロジェクトID♯が付与され、QDIDとして参照することが出来るようになります。
以上の3点の回答からわかる通り、
2014年2月1日以降に関しては、新規で製品を考えられている場合は殆どの場合で新たにDIDを取得する必要があります。
(DIDの購入費用は必ず必要だと考えてよいものと思われます)
各国の電波関係の認証取得別にありますので、コストセーブするためには以降の展開も考えてパートナー選びが重要になりますね。