Bluetooth プロトコルスタックについて


Bluetooth(BLE)の通信を実現するプロトコルスタックは
下記のような階層構造となっています。
ble-protocol-stack

今回はこの中でも開発者が良く触る「GAP」「GATT」「ATT」について
簡易にその役割をまとめます。

■GAP(Generic Access Profile)
ここではBluetoothデバイス間の通信制御の仕様を規定しています。
・デバイスの発見及び認証
・Bluetoothデバイス間の通信の確立及び暗号化

BLE仕様においては最上位となる定義であり、すべてのBLEデバイスがこの定義に準拠、
またサポート・実装していなければならないです。

 

■GATT(Generic Attribute Profile)
ここではBluetoothデバイス間のデータ交換における論理的な仕様を規定しています。
・データ要素の検索方法、書き込み・読み出し・プッシュ
・サービス・キャラクタリスティック・ディスクリプタ―
(Services・Characteristics・Descriptors)

すべてのBLEデバイスは、GATTで定義されている仕様のもとにデータのやり取りをおこないます。

 

■ATT(Attribute Protocol)
ここではGATT通信を実現する通信手順の仕様を規定しています。
・属性情報の交換

以上、非常に簡易では御座いますが、
一部BLEプロトコルの説明でした。

Bluetooth プロトコルスタックについて” への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Bluetooth プロトコルスタックについて – BLE & BT4.0 & BT4.1 & BT4.2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください