Bluetoothモジュールを選定する際に気を付けること


どのBluetoothモジュールを採用するか
検討される際に過去記事「認証取得済みBLEモジュールと開発環境」にて
幾つか注意点がありましたが、
今回の記事はその追加分となります。

その追加分とは「Profile」のことです。

以前、Bluetoothのロゴ認証において、
新たにDIDが必要になる条件は下記の3つに変更が有った時と説明しました。

・Design
・Feature
・Brand names

このFeatureにあたるのがProfileになります。

感の良い方は気付いていると思いますが、
購入して組み込む予定のモジュールがQDIDを持っているとしても、
自社製品に組み込む際に使用するProfileが
そのQDIDのProfile ICSにおいて「No」にチェックが入っていたら
新たにQDLを作成して登録する必要があります。

従いまして、QDIDを持っているモジュールを購入して組み込む際にも
自社にてDIDを購入しロゴ認証プロセスが必要になるのは変わりないですが、
上記の場合は、そのままQDIDを参照にすることが出来ない差が出てきます。
テスト機関にもよりますがおそらくコストにも差が出るものと思われます。

現在各社のモジュールを検討されている方は
このProfileの点も気にしてBluetooth SIGより検索・確認してみてください。

ちなみにRaytac社のMDBT40シリーズが所持しているProfileの概要は下記の通りです。
(この範囲内であれば、初期費用を最低限に抑えられます)
 ・Aleart Notification
 ・Blood Pressure
 ・Cycling Speed & Cadence
 ・Glucose Profile
 ・Health Thermometer
 ・Heart Rate Profile
 ・HID over GATT
 ・Proximity
 ・Running Speed & Cadence

Bluetoothモジュールを選定する際に気を付けること” への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Bluetoothモジュールを選定する際に気を付けること – BLE & BT4.0 & BT4.1 & BT4.2

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