【先着順】Raytacの開発基盤をご購入の方に、Nordic開発キットをプレゼント!

RaytacのBLEモジュールやIoT開発基盤を検討されている皆様へ、特別なキャンペーンのお知らせです。

この度、Raytacの特定の開発基盤をご購入いただいたお客様を対象に、Nordic nRF52/nRF53 DK無料でプレゼントするキャンペーンを実施いたします。

※本キャンペーンは、在庫がなくなり次第終了となります。プレゼントは先着順、発注のタイミングを基準とさせていただきますので予めご了承ください。以下にプレゼントの在庫数量について1日1回更新いたします。更新のタイミングによっては実在庫数とギャップが発生し、ご注文時には在庫がなくキャンペーン対象外になるケースが御座いますのでご了承ください。

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Zephyrを広げるRaytacの力 ― 小さなモジュールが生む大きな未来

*本記事はRaytac社のファームウェア開発副マネージャー Stanley Huang 氏(MSc)執筆分の翻訳となります。

【Stanley Huang, 新北市】

オープンソースのプラットフォームである Zephyr RTOS の話になると、多くの人がすぐにST Micro、NXP、Nordicといった大手チップメーカーを思い浮かべます。
しかし私にとって、Zephyr が開発者コミュニティの間で本当に有名になった理由は、実際に手に取れるモジュール ― すぐに接続して使えるハードウェア ― にあると思います。そうした観点では、Raytacは過小評価されているものの、このエコシステムにおける非常に重要な貢献者の一つです。


RaytacモジュールがZephyrをより身近にする

私たちはチップベンダーではなく、Nordicチップセットをベースとした高品質で世界的に認証を取得したモジュール、特にBluetoothやWi-Fiモジュールの製造を専門としています。
代表的な製品には AN7002Q、AN54LQ、AN54LV、MDBT53、MDBT50Q、MDBT42Q などがあります。

これらのモジュールはすでに地域ごとの無線規制認証(FCC、IC、CE、KCなど)および最新のBluetooth規格に準拠しており、開発者に「プラグアンドプレイ」かつ「量産対応可能」という安心感を提供します。
そのため、RaytacのモジュールはZephyr開発者にとってBLE機能をテストする最も手軽なプラットフォームのひとつになっています。

私が初めてBLEペリフェラルプロジェクトでZephyrを使った際には、Raytacの MDBT50Q-DB-40 開発ボード を組み合わせました。
west build -b nrf52840dk_nrf52840 というシンプルなビルドを実行し、J-Link または nRF Connect for Desktop でファームウェアを書き込むだけで、スマートフォンにBLEビーコンがすぐに表示されました。
クリーンでシンプル、無駄がなく、開発者に優しい ― これがRaytacのスタイルです。


モジュールは製品開発で欠かせない役割を果たす

「Raytacは単にモジュールを作っているだけで、真のコアはNordicのSoCだ」という人もいるでしょう。
しかし私の考えでは、オープンソースシステムのZephyrにおいて最も貢献するのは、まずプロジェクトを動かすためのハードウェアです。

RaytacのZephyr対応開発キットは、手半田付けや規制認証、アンテナ設計といった面倒な作業を不要にし、エンジニアがZephyrを用いたアプリケーション開発に集中できるようにします。
開発者はRaytacのキット上で、ZephyrのBLEペリフェラル、セントラル、GATT、HCIといったサンプルを直接実行可能であり、ワンストップのハードウェアソリューションとして利用できます。
このように、RaytacはZephyrの使いやすさを大きく前進させてきました。


RaytacはZephyrの応用範囲も広げる

Raytacの多くのモジュールは超小型で、ウェアラブル、スマートセンサー、低消費電力ビーコンなどに理想的です。これらはまさにZephyrが得意とする分野であり、Raytacのモジュールが企業に「夢のデバイス」を実現するための物理的なプラットフォームを提供します。

例えば AN54LV-15 のような小さなモジュールでZephyrを動かすと、トウモロコシの粒より小さいサイズでありながら、フルRTOSを実行し、BLEスタックを管理し、タイマーをトリガーし、I2Cセンサーを駆動し、さらにはクラウド接続まで自律的にこなせることに開発者は驚かされるでしょう。
この組み合わせは、単に開発を容易にするだけではなく、「Raytacのハードウェアで自分のプロジェクトを作れる」という開発者のインスピレーションを引き出します。


Raytacは主役ではないが、常に準備ができている

Zephyrの舞台で主役のスポットライトを浴びるのはNordic、STM、Intelといった企業かもしれません。
しかしRaytacは舞台裏で演技を支える重要な役割を果たしています。

私たちは安定した高品質・低消費電力のプラットフォームを提供し、Zephyrのあらゆるコードが実行できる場所と、あらゆる機能の土台を用意します。
私たちの最大の価値は、開発者がアンテナ設計やRF干渉の懸念を回避できるようにし、Zephyrエコシステムにスムーズに参加できることです。


私たちの製品は、求められる信頼性と期待される効率性を届けます。

ぜひRaytacがZephyrエコシステムをどのように支えているかをご覧いただき、シームレスに統合できる開発キットやモジュールをご確認ください。

お問い合わせ先:

  • 日本代理店㈱フクミ 問い合わせe-mail : lbt_bt@fukumi.co.jp

記事執筆: ファームウェア開発副マネージャー Stanley Huang
編集: ビジネス開発マネージャー Tony Yin

納期長期化による他品番への移行について

長期続いている半導体不足の解消や改善が見えない中、幾つかのお客様は少しでもリードタイムの短い製品への移行を検討されているかと思われます。

とはいえ、サイズやピン配置、価格などの条件面および移行に関しての作業など簡単ではないかと思います。今回特にNordic SoC nRF52832やnRF52840をベースとしたBLEモジュールを使用しているユーザー様には比較的移行しやすい代替候補を幾つかご紹介いたします。

*現在検討中、試作中などプロジェクトの初期の段階の方にも参考になればと思います。

まずは現状のリードタイムの整理から。

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Nordic nRF52シリーズ Raytac Bluetooth® Low Energyモジュール(Advanceラインシリーズ)一覧

前々回ご紹介したNordic nRF52シリーズをベースとしたRaytacのBluetooth® Low EnergyモジュールのBase Lineシリーズを一覧にまとめましたが、今回はAdvance Line シリーズということで、Nordic SoC nRF52840, nRF52833, nRF52832をベースとしたRaytacのBluetooth Low Energyモジュールをまとめました。

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nRF52モジュール(Raytac P/N MDBT42-512/MDBT42-P512)リリース情報

Raytac Corporation
A BT4.1 & BT4.2 module maker based on Nordic nRF51 & nRF52 solution
(nRF51822 & nRF51422 & nRF52832 & nRF51802)
www.raytac.com
Tel: +886.2.3234.0208
email: service@raytac.com

 

RaytacはBT4.2のNordic nRF52(nRF52832)ソリューションを採用した

最新のモジュールをリリース予定です。
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