Sanwa Supplyが運営するECサイト「Sanwa Direct」より
Raytac Bluetooth モジュール MDBT40(Bluetooth 4.1)を積んだ
プレゼンリモコンが発売されました。
Bluetooth
BLEソリューション(チップ・SoC) 比較表
Bluetooth製品の開発において
最初の分岐点は「どのソリューションで開発するか?」になります。
ここでの精査が短絡的(例えば開発経験があるからだけの理由等)に進めてしまうと、
以降の自社の開発ロードマップに柔軟に対応できなくなるケースも発生します。
2.4GHz vs 920MHz (サブギガ)
IoTやM2Mをはじめとするセンサーネットワーク用途で使用する際に
BLEのような2.4GHz帯無線を使用するか、920MHz帯無線を使用するか
それぞれの特徴を理解し決定する必要があります。
今回はこの2つの無線方式について簡単に解説していきます。
Nordic nRF51822 UART service solution(Module: MDBT40)について
NUS(Nordic UART Service)で知られるUARTサービスアプリケーションは
最もよく使用され、簡単にBLEモジュールをIoTに実装するファームウェアです。
Classic Bluetoothをよく知る人でしたらSPPサービスと呼んでいるかもしれません。
RaytacのMDBT40(nRF51822 SoCモジュール)でも多くの開発者様に使用されております。
NUS |
Nordicが提供するnRF5x SDKに含まれるサービスの一つで
シリアル通信をエミュレートするサンプルファームウェアです。
*BLEサービスについては下記リンク先が参考になります。
「BLE Service, a beginner ‘s tutorials」@Nordic developer zone 続きを読む “Nordic nRF51822 UART service solution(Module: MDBT40)について”
nRF52840モジュール開発します
RaytacではBluetooth 5に対応したNordicの次期SoC nRF52840を搭載した
BLEモジュールの開発準備を進めています。
MDBT50シリーズ(nRF52840 SoCベース)としての量産予定は
Nordicのスケジュールが確定した後にアナウンスします。
またMDBT50はMDBT40シリーズと同様に、多様なプロファイルをベースに
Bluetooth ロゴ認証(DID)を取得し、各国の電波安全利用認証関係も幅広く取得予定です。
Nordic SoftDeviceとは?
SoftDeviceとはNordicが提供しているnRF5xシリーズ向けのプロトコルスタックで、
Binary形式で提供されています。
NordicのnRF5xシリーズのSoCはアプリケーションプログラムとプロトコルスタックが
分離されており、アプリの修正・変更等の影響を受けずに開発することが出来ます。
Bluetooth 4.1 or 4.2?
Raytacにはよく「Bluetooth 4.1と4.2どちらを組み込んだらよいか?」という問い合わせが
最近多く受けるようになりました。
そこで、今回は簡単にBluetooth 4.1と4.2の違いについて触れたいと思います。
*RaytacのBluetoothモジュールでは、
MDBT40シリーズがBT4.1に対応。MDBT42シリーズがBT4.2に対応しています。
FCC Part 15について
日本の電波法による技適マーク同様に、
アメリカにもFCC(連邦通信委員会)による電波に関する規制があります。
今回はBluetooth製品を北米で販売を検討される方向けに
FCCの特にPart 15について概要を説明します。
*法規制関係は変更が有る可能性があります。
最新の情報は公的機関及び認証機関に御確認下さい。
本ブログ記事はあくまでも参照程度に。
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CEマーク R&TTEからRED(無線機器指令)に
EUにおいて無線および通信端末機器指令(R&TTE)1999/5/ECが制定されてから
18年も経ちます。
その間技術革新が進み、新たに欧州無線機器指令(RED)2014/53/EUが公表され、
R&TTEは2016年6月13日で廃止となり、移行期間猶予は2017年6月12日までとなります。
Raytacは全BLEモジュールにおいてR&TTEの試験は完了しておりますが、
2017年5月頃をターゲットにREDへの移行が完了する見込みです。
今回はそんなREDについての簡易まとめ。
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BLEが省電力のわけ
Bluetooth Low Energy(BLE)はClassic Bluetoothと同じ1Mbps*で
2.4GHz帯GFSK周波数変調の無線通信を使いますが、
もし送信電力を同じにすれば動作時の消費電力はあまり変わらないはずです。
では、なぜBLEは低消費電力が実現できているのでしょうか?
*Bluetooth 5では伝送速度は最大2Mbpsになります。
今回は幾つかの低消費電力の仕組みを紹介します。
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